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2年目コンポストを振り返る [生ゴミコンポスト]

11月も半ばにさしかかったが、暖かい日が多いおかげで、まだまだ稼働中のコンポスト。
表面には一面米糠をふったようにダニさんたちが徘徊し、ぬくぬくした内部ではミズアブの子どもたちがたくさん蠢いている。
ただやはり寒さに伴って微生物の働きも弱まり、水分が抜けにくくなってきた。そろそろ冬眠の時期が近いと思う。

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今期のコンポストを振り返る。
初夏、タネバエにつづいて、コバエの発生に手を焼いた。
名前はわからないが、ショウジョウバエよりちっこい黒いハエで、カバーの隙間からいとも簡単に出入りして大繁殖。

対処法は、蚊取り線香とコバエ除けスプレー
蚊取り線香はそのとき中にいる成虫には著しい殺虫効果を及ぼすものの、堆肥の中で出番を待っている幼虫たちには何の効力も示さず、次の日にはまた同じような有様に・・・。
一方の虫除けスプレーには一定の効果があったかもしれない。殺虫成分はなく、香りでコバエを除けるだけのものだが、2日おきくらいにカバーに噴霧しているうちに徐々にコバエの飛来数が減ってきた気がした。ただ、合成洗剤によくあるようなきつい匂いは、人間の方もちょっと避けたい気持ちになった。





そんなコバエを見逃さずやってきたのは、ジョロウグモ。

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たくさんの餌食たち・・・。

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ジョロウグモはどこからともなくやってきて数を増やし、夏の間、コンポストの近所は蜘蛛の巣だらけになった。一時は10個以上あった。貴重なコバエ捕獲装置なので、なるべく壊さないように気を配ったが、蜘蛛の巣をかいくぐりながら通路を通るのに難儀し、頭から蜘蛛の糸をかぶってしまうこともしばしばだった。

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脱皮を繰り返すごとにどんどん大きくなっていくジョロウグモだったが、ある時期を境に、そんなクモの巣がひとつまたひとつと減っていくのに気がついた。
鳥が入ってくるところでもないし、なんでかなーと不思議に思っていたが、近くの物陰でちらちらと動くカベチョロ(ヤモリ)の尻尾を発見。
コバエが増えたらクモがやってきて、そのクモが増えすぎるとちゃんとそれを減らす天敵がやってくる。自然はよくできています。
その頃にはコバエの到来もほとんどなくなり、クモの巣もなくなってすっきり片づいた。

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衣装ケースのコンポストには通気性を考えて布のシャワーキャップ状のカバーを被せていた。
去年はダンボールのコンポストで、アメリカミズアブが卵を産みまくってびっくりするほど繁殖したのだが、今年は思いのほか少なかった。
まず、ミズアブはプラスティックの本体部分には絶対卵を産みつけない。
布のカバーにも、上部の平らな部分には産まない。卵塊は横のヒダの部分か、あるいはコンポストの横の壁のコンクリートにあった。それも数はそれほ多くなかった。
カバーはコバエを振り落とすために毎日バサバサ振り払っていたので、ミズアブの卵も一緒に落ちていたのだと思う。

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それでも一つの卵塊に数百という卵が含まれている。運良く振り払われずに孵化して中に入り込んだ幼虫は、暖かい堆肥のなかですくすく成長し、秋になると毎日蓋を開ける度に、2,3匹くらいの成虫が羽化して飛び立っていった。

ハエトリバエがやってきて様子をうかがう・・・けれど、さすがに獲物は大きすぎたようでした。

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当初は通気性の面から心配もあったプラスチックのコンポストだったが、堆肥を容器の半分くらいの浅めに入れて、一日一回しっかり底から攪拌し、定期的に米ぬかを入れて発酵=水分の蒸発を促すなど、水分調節に気を配ることで順調に機能することがわかった。

2〜3ヶ月すると堆肥の量が少し量が増えて(といっても投入した生ゴミの量を考えると信じられないくらい少ないが)、もったりして水分が抜けにくくなってくる。そうしたら堆肥を少し取り出して(下画像:これは少し寝かせてから畑に入れる)、新たにもみ殻燻炭とバーミキュライトを追加して通気をよくする。これを夏の間2回ほど行った。

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なによりダンボールより丈夫だし、汚れたら掃除もできて具合がよかった。去年のようにダンボールを食いちぎってミズアブの幼虫が大脱走することもなかった。
分解力にも問題なし。これは無理かなと思って入れた固いカニの殻なんかも、1週間ほどで姿がなくなったののには驚いた。ほんとに頼もしい活躍をしてくれた。
これから庭の落葉樹の落ち葉やらを入れて、微生物とミズアブの越冬を見守ることにしよう。
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コメント 6

によ

こんばんは。ダニの季節ですね。
プラケースでも工夫して通気性を確保し、上手く醸しておられるのですね!つるつるした外箱なら確かにミズアブも卵を産みにくい事でしょうし、ダニーの脱出も防げるのではないでしょうか。固いプラスチックケースなら、底から攪拌するのもし易そうです。袋だと、底がどうしてもうまく混ぜられないのでそのうち煉瓦のように固まってしまいます。
このちっちゃいハエ、うちのベランダのプランターにも春先来ていました。ソルビオ本家には湧きませんでしたが、多分プランターに堆肥として入れたソルビオに来たのだと思います。
コンポストを混ぜていると、色んな事を思いついて楽しいですね。


by によ (2009-11-13 00:00) 

ぱたこ

>によさん
ダニーは脱出してる気配はないですね。ダンボールの時はしてたのかな? 色が同じだから気がつかなかったです。生分解しないプラの容器は耐久性ばつぐんです。たまたま蓋が壊れて使わなくなった衣装ケースでしたが、とりあえず粗大ゴミにならなくてよかったです。
次の課題はなるべくバーミキュライトなど外の素材を使わずにやることです。落ち葉の腐葉土化と生ゴミ処理を同時進行できればいうことないんですけどね。庭の落ち葉だけじゃ足りないな〜。
by ぱたこ (2009-11-13 19:46) 

ふかふか

貴重なプラケースコンポストの記事!今後の参考にさせていただきます。
様々な虫たちの記事も興味深いです。箱の中に発生した小バエは子供が飼っている(??)カベチョロを入れると一晩で退治してくれたという記事を見かけたことがあります。みんないろいろと虫との共存も取り入れながらコンポスト生活をおくっているんだな~と感心させられます。また何かいいアイデアが見つかったら教えて下さい。
ちなみにカニ殻はキトサンたっぷりでコンポストの好物、温度が上がらない時のお助けメニューだそうですよ!
コンポスト以外の記事も楽しく読ませていただきました、又お邪魔させてください。
プレミアムモルツ、私もしっかりチェックしてしまいました。
by ふかふか (2009-11-14 08:28) 

ぱたこ

>ふかふかさん
カベチョロをコンポストの中へ・・・。いいかもしれません。私もアマガエルを入れたら全部食べてくれるだろうなと思いつつ、狭い空間に閉じ込めるのがなんだか気の毒な気がして試したことはないんです。でもほんとは天国かもしれないですね。
鶏の骨とかどんだけ経ってもそのままなので、カニの殻も半信半疑で入れたんですが、きれいさっぱりなくなってびっくりでした。いい肥料にもなりそうですし、これからは積極的にカニ食べたいです。
コンポストにやってくる虫たちも、大抵は無害であるどころか、実は人間にとっても必要な生き物であることが多いですね。この年になっていろいろ勉強させられてます。
by ぱたこ (2009-11-14 10:00) 

お邪魔女

はじめまして♪ こんばんは☆
fukaorinさんのブログから飛んで来ました。
ダンボールコンポスト初心者です。
読ませて戴きました♪凄いです!!
先ず、虫と名前が一致しませんでした。。(笑)
これからの参考にさせて戴きたいです~♪
アタクシも、その土地の基材で出来ないのかなぁ~
って思っているのですが、まだまだ新参者で
何がなんだかチンプンカンプンで・・追いつきませんf^^;
しかもまだ、恐怖(笑)の夏超えを経験してないので、
今から、ドキドキしてますf^^;
またお邪魔させて戴きます♪
プラケースのコンポストも興味ありますので・・
あのぉ~リンク貼らせて戴いてもよろしいでしょうか~?
よろしくお願いします。


by お邪魔女 (2009-11-17 22:44) 

ぱたこ

>お邪魔女さん
コメントありがとうございます♪
ちょっとばたばたしていたため返事が遅くなってすみません。
コンポストはなんだか自己流なので、一般的なやりかた(ピートモス+燻炭など)に比べてパワーは落ちるかもしれません。今はかろうじてダニががんばってくれてますが、微生物はすでに休眠状態です。
虫と仲良くなるとコンポスト作業はもっと楽しいですよ。来年の夏が楽しみですね(笑)。ちなみに虫とのつきあいに関しては、上のコメントのによさんが達人です。ぜひご参考に!
もちろんリンクも大歓迎です。あまり更新しない怠けブログですが、どうぞよろしくお願いします。
by ぱたこ (2009-11-22 19:01) 

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