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ガスのちから [調理道具]

これは3年前に書きかけてた記事だけど、こういうご時世、ガスオーブンの購入を検討している方もいるのではないかと思い、ちょっと書き足してアップしてみる。

古い中古住宅を購入してリフォームしたのは3年半前。台所、浴室など水回りもすべてやりかえたが、その際、オール電化という選択肢は頭からなかった。理由はいくつかあるけれど、そもそもIH調理器というのが苦手だった。とはいえ実家はIHなので、お手入れの楽さとか、防火という面で優れていることはわかる。私も将来もの忘れがひどくなってきたらそういうのに頼らざるを得なくなるとは思うけど、でもまだ火を扱えるうちは火を見ながら料理したい。動物的?な欲求ともいえる。

そしてやはり理性で考えても、まず原発には反対だったのでなるべく電気は使いたくなかったし、同時にライフラインは災害時のリスク分散のために複数確保しておきたい気持ちが強かった。電気が止まってもガスや灯油があればなんとかなる。逆もまた同じ。そういう点で、購入した家には水道のほかに井戸があったのはすごく嬉しかった。水道と井戸が両方使えるのはとても心強い。(井戸のすばらしさはまた別記事で力説したいです。)

ガスオーブンを持つのは憧れでもあった。できればすっきりしたビルトイン型にしたかったのだけど、諸事情により卓上型になった。卓上型といっても、どどーんと大きくて、とても一人で抱えられる重さではないのだが・・・。ビルトイン式であれば複数のメーカーのものがあったが、卓上型となると必然的に選択肢はリンナイの電子コンベックしかなかった。

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台所にはオーブン用の配管をしてもらった。頑丈なエレクターの棚に入れて置いている。使うときはオーブンの上部の排気口からかなりの熱気が出て、上がかなり熱くなるので、燃えやすいものは置けない。よってエレクターの上段は鍋やフライパン置き場になっている。

オーブン使っているときはブオーッとすごい音がする。いかにも焼いてるぞー!!って感じで頼もしいといえば頼もしい。実際にそのパワーは電気オーブンの非ではない。余熱もあっという間。ふっくら、こんがり、電気オーブンで焼いていたころとは別物のパンが焼ける。

もちろん、パンやお菓子以外でも、余熱の時間を気にせず、短時間でできるので、気軽にオーブン料理ができる。それに電子レンジ機能のついた電子コンベックの場合、レンジとオーブンを交互に使うコンビネーション調理ができて、火の入りにくい肉料理や大きな材料などでも時間短縮して焼けるところもありがたい。

電子レンジの機能としてはごくシンプルで、自動調理などはないが、別段何の問題はない。ただ扉のバネがえらく強くて、開け閉めのたびにバタン!という衝撃で棚がぐらぐら揺れ、飲み物をチンしようとすると中身がこぼれそうになるのがちょっと困るけど。

機能的な面で電気オーブンをはるかにしのぐガスオーブン。しかし最大の難点はこの大きさと値段だろうか。しかも卓上型には選択肢がほとんどない。普通の家庭でもおけるような、もっとコンパクトでリーズナブルなタイプが出てくればもう少し買う人増えるだろうにと思う。(私もそういうのがあれば別宅にもう一台欲しいと思う。)メーカーさん、今がチャンスですよ!



リフォーム時、居間にもガス栓もつけてもらっていて、冬場の暖房は灯油ストーブやエアコン以外にガスストーブが使える。ガスストーブはつけたり消したりが容易で、すぐに暖かくなり、ハイパワーで優れ物です。その分ガス代はちょっとかかるけど。

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このレトロな色合いのストーブは、その昔中古屋さんで買ったもの。大昔のもので驚くことに自動消火装置がついていないため、目の届くところでしか使えないが、着替えするときなど一時的に使うのにとても重宝している。もちろん現行の機種は安全装置つきで安心だが、ストーブの型自体はほとんど変わっていないようだ。部屋にガス栓がなければ使えないという致命的な欠点があるが、灯油のように重い缶を買いに行く必要もなくて、いつでも使えてすぐに暖かくなるガスストーブ。リフォームの際にはぜひお部屋にガス栓をつけてもらうことをお勧めします。






鰹節削り器を新調 [調理道具]

鰹節削り器をまた買い換えた(3代目)。
初代のは問題外。2代目は柔らかめの裸節(カビ付けする前の鰹節)などを削るのには理想的だったのだが、やはり値段相応にあまり刃が上等ではなかったようで、固い本枯れ節を削るのには少々難があった。

もともとあまり鰹節で出汁をとる習慣がなく、煮物にしても汁にしても、なるべく素材から出るうま味を利用して作るようにしているが、例えばこの時期だとタケノコを薄味で上品に煮たいときとか、お正月のお煮しめやお雑煮にはどうしても鰹節を使うことになる。こういうとき2代目削り器で枯れ節を削ろうとすると一苦労だった。裸節でも上品な出汁がとれるのだが、裸節自体がめったに売っているものではない。ネットで買ったりもしたが、枯れ節のように日持ちがするものでもなくまとめ買いにも限度があった。

かといって一度削りたての鰹節の味を知ってしまったら、もうパックの鰹節にはもどれない。刃を研ぎ直せば多少よくなるかもしれなかったが、長い目で見たら思い切ってもっと上等の刃のやつを買った方がかえって経済的とみた。

2代目削り器を購入した近所の刃物店に入ってみるが、削り器はそれと似たようなのが一種類置いてあるだけであまり重きを置かれていない様子。あとあとのことも考えてできれば地元の店で買いたかったのだが、これでは仕方がない。結局ネットで探して、製造販売元の車陽さんで購入することにした。お店はちょっと遠いけど、研ぎ直しはもちろん台の調節など、メンテナンスも末永くやってもらえそうだったのが選んだポイント。

いろいろあるなかから予算や大きさを考えて、安来鋼のプロも御用達というものを選んだ。私にとっては安くない値段だけど、お店の品揃えからいったらリーズナブルな方である。名のある職人さんの上等なものなら、鉋だけで何万円もするものらしいから、上を見ればきりがない(し、それこそまさに宝の持ち腐れになるし)。

実際、使ってみるまで、そんなに前の削り器と違うものなのかと疑う部分もあった。単に削り方が悪いとか、刃の調節が悪いとかじゃないんかしらん。しかし、実際届いた削り器を見て疑いは吹き飛ぶのであった。

箱のサイズもひとまわり違うのだけど、なにより刃の厚みが違う。出刃包丁と薄刃包丁くらいの違いはあるわけだ。

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こうして見比べると前のはおもちゃみたいだな〜。

実際削ってみてまたびっくり。とにかく削るのに力が要らない。すいすい上下させるだけで、ふわふわの鰹節がどんどん削れる!たのしいっ! そして削った鰹節は口にいれるとすっと溶けていくように薄いのだった。

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まるで別物でした。恐れ入りました。

といっても2代目削り器が役立たずというわけではない。あれは昔風の裸節なら理想的な厚さに削れて、最高のおかかごはんが食べられるのだ。よって裸節専用として存続を許される。

ふわふわの花鰹はおかかごはんにはいまいちである。でも毎朝たっぷりぬか漬けに振りかけられるしあわせ。すいすい削れて、削るのが楽しくさえあれぜんぜん億劫にはならない。それにやっぱり出汁には熟成でうま味成分の増した枯れ節の方が少量でよい出汁がとれる。お吸い物なんかもたまには作ってみようかという気にもなる・・・。

ちゃんとした職人の作った道具ってやっぱり偉大だ。道具って、なければないでそれなりにやっていけるものだけど、よい道具はちょっぴり生活を豊かにしてくれる。今回はそういう意味で良い買い物をしたと思った。

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