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みたび釜山 [旅]

11月、2月と、立て続けに2度も釜山に行ったばっかりだが、3月もまたふらりと一人で釜山に行ってきたのでありました。またひと月遅れではありますが、ささっと記録しておきます。

というのも博多ー釜山間の高速船を新しく就航した韓国の大亜高速海運が、3月末までなんと往復3500円という信じられないキャンペーン価格だったため、とりあえず行かなきゃ損と思ったのであった。

所要時間は3時間15分で、ビートルより20分長い。というのも、ちょうど2隻並んでいたのでよくわかったが、ビートル(右)より一回り大きくて乗船人数も多いからだった。

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ただ難点は運航スケジュール。博多発が午後3時前、釜山発が朝9時の一日一便のみ。今回のようによほど料金的に魅力がなければと利用は難しいかなと思う。

でもこの影響で、ビートルの方も4月には同じ時間帯の便に限って格安チケット(なんと往復5000円)を出してきたようである。価格破壊が始まるのか?

遅れもあって釜山まで実質3時間半ほどかかったが、ビートルのようなグリーン席はなく、普通席の3時間半はけっこうくたびれた。港から近いホテルだったが、着いたのはもう夜の7時頃だった。

センタムシティの新世界デパートが10時まで営業しているらしいので、そちら方向へ行ってみることに。
バスを利用するようになったので、プリペイドの交通カード(マイビーカード)をコンビニで買って乗る。
カードといっても韓国のはいろんなデザインのストラップ型だったりするのが新鮮。

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バスでなんとなく海雲台まで行ってみた(混んでる時間だったせいか1時間くらいかかった)が、夜に着いてもあまり面白くない所ではある。地下鉄でセンタムシティに行き、新世界のフードコートでチゲを食べ、デパ地下をうろついていたらもう閉店時間になってしまった。
新世界の地下の食品売り場楽しい。地上の階も見たかった。スパもあるみたいだし。またゆっくり来なくては。

2日目
朝はまた済州家でウニスープを食べ、その後金剛公園へ。
地下鉄で東莱まで行き、そこから徒歩10分ほど。わりと坂道を歩く。

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金剛公園からケーブルカーで金井山に登る。

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山の上にはハイキング道があって、金井山城の城門から梵魚寺まで続いている。少し歩いてみたかったけれど、朝わりと早い時間で人もあまりおらず、一人ではさすがに心細かったので、付近を少し歩いてすぐまた麓にもどった。
麓の金剛公園もけっこう広くて、いい森林浴になった。地元の人たちが犬連れて散歩したりしている。お寺から読経の声が聞こえたり、公民館みたいなとこで民族舞踊の練習をやっているような音楽が聞こえてきたり。
前回行った太宗台は、比較的若い人たちの観光客が多かったが、こちらは中高年市民の憩いの森という感じ。いずれにしても釜山は大都会にもかかわらず、こんな緑豊かな散策スポットもあっていいなぁと思う。

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金剛公園をひとしきり歩いて、午後の目的地、海産物が安いという機張市の機張市場へと向かう。
東莱から新しくできた地下鉄4号線で終着駅の安平まで乗り、そこから路線バスに乗り換えて機張市街へ。
機張市場はカニで有名だが、他の海産物もチャガルチより安いということで、今回の目的はアワビを買うことであった。
生ものの持ち帰りは検疫的に無理かと思っていたら、魚介類はOKなのだそうだ。確かに海はつながっていて魚は自由に泳いで移動していて、検疫なんて意味がないわけで。それでも生魚の持ち帰りは難しいにしても、アワビなら生きたまま持ち帰れる。ということで今回は簡易クーラーバックを持参。

アワビを売っている店はあまり多くはなかったが、適当なところで買った。大きいアワビは割高で手が出ず。(それでも日本価格の半値以下だけど。)
うにうに動いていかにも獲れたてという感じの小ぶりアワビ、10個で3万ウォンお買い上げ。
実は帰りに寄った釜田市場でも小さいアワビ5個で1万ウォンで売っていた。なんだこっちも安いなあと思って買い足した。でも生きの良さからしたら、やっぱり機張市場のものには及ばなかった。

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これは持ち帰った翌日に台所で広げた様子。一日経つとさすがに弱っているが、まだ生きている。

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アワビの刺身ってやっぱ最高♪♪ 肝と一緒にソテーしたのもおいしかった。最後はアワビ粥も作った。
寒い時期限定だけど、また来シーズン、韓国アワビ持ち帰ろうと心に決める。

機張からはKORAILムグンファ号で釜田まで行く。便数が極端に少なくてだいぶ待ったけれど、やっぱり鉄道は景色もよくて早いし快適。釜田まで30分ほど。
釜田市場では追加のアワビの他に、白菜キムチ、トラジのキムチ、トゥングレ茶なども購入。ハナロマートでも食品いろいろ買い込み、地下鉄で南浦洞へもどる。

夕食はロッテデパートのフードコートでブルコギビビンバを食べる。一人食にはありがたいフードコード。
国際市場や光復路あたりをうろうろしてホテルにもどる。

3日目
朝はコムタン食べたかったが、当てにしていた店がまだ開店しておらず、泣く泣くパンで済ます。

ちなみに今回泊まった宿は一泊一室3000円くらいの安ホテルで、ちょっと薄暗い路地裏みたいなとこにあるが、立地は便利で、日本語も通じ、宿泊客もほぼみな日本人のようだった。オンドル部屋でエアコンの送風音がないため静かで、前回泊まった料金倍のホテルより居心地いいくらいだった。洗濯室もあるし長期滞在者も多いのかな。こうした安ホテルに泊まると学生時代の貧乏旅行を思い出す。

今回、船代がサーチャージ等入れて7000円程度、ホテル代2泊で6000円程度。大したもの食べてないし、この旅行はおみやげのアワビ一切合切含めて2万円でおつりがきてるかもしれない。この年になってもまだ貧乏旅行続けてるとは思わなんだ。

ふたたび釜山 その3 [旅]

3日目と4日目は釜山市内の近場をうろうろ。

【3日目】
朝食はホテル近くの食堂で参鶏湯を食べた。さっぱりした感じで普通だった。連れ合いはアワビ粥を頼んでいたが、あんまりアワビが入ってない淋しいお粥のようで気の毒だった。

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この日の昼間も単独行動。
午前中は乾物市場やチャガルチ市場をうろうろしたり、農協ハナロマートで買い物して過ごす。
ふと通りかかったロッテデパート横のバス停を見ると、太宗台(テジョンデ)行きのバスがいっぱい停まるようだったので、午後からちょっと行ってみることにした。終点まで行って引き返してくればよいので気が楽だ。

初めて乗った釜山の市内バス。釜山出身の人でさえ、バスに乗るのは命がけですよ!と言っていたが、たしかに、半端なく運転が荒い。運良く座席に座れればいいが、満席だったので立つ羽目に。何かのアトラクションかと思うほど揺れる。しっかりポールにつかまって踏ん張っていないと危険。

ちなみにこれだけ車が多くて運転も荒ければさぞかし事故も多いのではなかろうかと思って調べてみた。国土交通省のサイトで、2009年の人口10万人あたりの交通事故死亡者数は、日本が4.5人なのに対して韓国は12.0人となんと3倍近くにもなることがわかってびっくりー。飲酒運転もある程度ケンチャナな感じみたいだし、やっぱりコワイ。気を付けよう。

そんなスリリングなバスに半時間ほど乗って着いた太宗台にはたくさんの観光客がいた。インフォメーションがあるので日本語の地図などももらえる。
岬内には車道があるが、一般車は乗り入れができないようになっている。そのかわり岬を一周する観光用のトロッコバスが走っていて、主要スポットで停車するようになっている。

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これに乗ろうと思ったが、観光客が行列を作って待っていた。仕方ないので取りあえず行けるところまで歩いていくことに。
きれいに舗装された歩道を歩くのだが、アップダウンがきつくてなかなかハードである。でもお天気が快晴で、海からの風も心地よく、気分がいい。

展望台からの眺め。

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晴れた日には対馬が見えるというが、アングル的にこの展望台からは見えないようだった。
この先もできれば自分の足でゆっくり歩いてみたかったが、時間があまりなかったので途中でトロッコバスに乗ることにした。
思っていたよりずっといい所だった。また気候のいいときにゆっくり訪れようと思う。

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夕食は二人で。ケミチブでナッセポックムを食す。美味美味〜。

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このタコは死んだタコだが、別メニューでは生きた(まだ動いている)タコのポックムもあった。各種海の幸の入った海鮮鍋もあるようで、いずれも美味しそうだった。
食後は光復路や国際市場をうろうろして、ホットックなどを食べて帰った。


【4日目】
朝食は済州家で。満席のお客はほぼすべて日本人観光客である。
前回は西面店でアワビ粥を食べたが、ウニスープも気になっていたので、今回私はそちらを注文。

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これもすごい。ウニとワカメがたっぷり入ってて、磯の香りがいっぱい。アワビ粥より好きかも。7000ウォンでお得だし。

再びチャガルチを見物、ハナロマートとロッテデパートなどで買い物をした後、昼食は、ハドンチプで、デジクッパを食べる。

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麺が入っていて豚骨ラーメンかとびっくりしたが、ごはんもちゃんと入っている。思いのほかあっさりしているが、お肉は意外に沢山入っていて食べ応えがあった。

昼食後すぐにタクシーで港へ。帰りはビートルのグリーン席である。予約は日本で入れてもらい、チケットは現地購入。片道だけだが韓国料金なのでずいぶんお得である。プラス3万ウォンのグリーン席もお得度が高い。ゆったりシートで快適だし、フリードリンク(ビールやワインも)にお菓子セットがつく。ほろ良い気分で警察犬きなこの映画を観ている間に、3時間はあっという間にすぎた。

というわけで2月の釜山旅レポートおわり。

ふたたび釜山 その2 [旅]

ひと月遅れの旅行記の続き。
ボケ防止のための記憶反芻作業を兼ねています。

【2日目】
朝食は船内のコンビニで買っておいたカップ麺とホットドックで済ます。

8:00 釜山港下船。
釜山観光ホテルにチェックイン後、単独行動。

9:30 釜山駅からKTXで新慶州へ。
慶州は2度目。前回は地下鉄で果ての駅まで行って、それから高速バスで1時間かかっていたが、KTXが開通して釜山駅からたった30分で行けるようになった。しかも日本の新幹線と違って運賃が激安。釜山〜新慶州が10700ウォン(800円くらい)。いわゆる在来線と比べても2〜3割しか違わないようだ。

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立派な新慶州駅。まわりは何もないけど。

10:20 新慶州駅前より路線バス(203番)で良洞マウルへ。
今回の目的地は最近世界遺産にも登録されたという良洞民俗マウル。慶州の他の観光スポットからはちょっと離れていて、新慶州駅から直通のバスは少ないが、予め時刻表と路線を確認できたのでよかった。

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バスは慶州駅を経由し、40〜50分で良洞マウルへ到着。
この日はとても寒くて、日中の最高気温も氷点下。画像手前のハス池もすっかり凍っていた。でもびっくりするくくらいお天気がよくて、歩いている間は気温ほどの寒さは感じずにすんだ。やっぱお天道様って偉大。

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前回訪問した順天の楽安邑城マウルと同様、昔ながらの伝統家屋の残る村。でも趣きはちょっと違う。楽安邑城マウルは、城壁に囲まれた平らな土地に、庶民的な藁葺き屋根の家がたくさん建ち並んでいたが、こちらは丘の斜面に、両班の立派な瓦葺きの家屋が、藁葺きの屋根と混在している。

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良洞マウルは長い間保守的な村で(だからこそ昔の景観が保存されていたのだろうけど)、観光客が来るのをよしとしない風潮があったらしいが、時代の流れに従って徐々に観光化が進んでいるらしい。画像にも赤い重機が写っているように、これからの観光シーズンに向けて、道路などがさかんに整備されている最中だった。

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村内の道はけっこうアップダウンがあり、散策するとかなりいい運動にはなるが、足腰の弱い人には勧められない。

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自然に囲まれた環境なので、落葉期でなく、新緑や紅葉の時期に来るとまた格別だろうと思う。

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立派なお屋敷。

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樹齢数百年という巨大なイブキの木。
ちなみにわが家の庭にも数十歳になるイブキの木があるが・・・これに比べるとヒヨッコです。

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昔ながらのオンドル装置があった。新しい感じだけど。

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そのお宅で飼われていた、両班(の御子孫)のお犬さま。
撫でさせてもらおうかと思って近づいたら吠えられた。ご無礼いたしました・・・

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伝統家屋にはやっぱり犬が似合うね!

食事もできるところがあるようだったが、朝のカップ麺が意外にもたれていて、しかも何となく入りづらくて結局お昼は食べなかった。一人旅だとどうも食事がおざなりになってしまう。
2時間近くものんびりマウルを散策したあと、昼過ぎにまた203番バスに乗る。慶州にもどるのではなく、その先の安康(アンガン)へ行く。

良洞マウルのすぐそばを鉄道が通っていて、一番近い駅は安康である。その安康から列車で浦項(ポハン)市に行ってみようと思った。

203番バス、良洞マウルのバス停の次の「アンガンサゴリ」で降りれば一番駅に近いようだが、少し町中を歩いてみようと思い、その次の「アンガンバチュルソ(派出所)」で降りた。バス停そばのスーパーでやかんなど買ったりした後、ぶらぶら駅まで歩く。

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こじんまりした安康駅。
田舎の駅というのもあるが、そもそも列車の本数が少なくて、駅はとても閑散とした雰囲気。

14時過ぎに着くはずのムグンファ号をホームで待っていたら、駅員さんが何かわーわーわめいて、中に入れと手招きする。どうやら列車が遅れているらしい。
ぼーっと駅で待っている間、せっかくなので浦項から釜田にもどる切符を買っておけないかと思って、よくよく考えた韓国語で駅員さんにたずねてみるが、まるで通じない。なぜがその列車の安康駅の通過時刻をわざわざ書いて教えてくれた。自信喪失・・・

20分くらい遅れた。鉄道のホームはとてもだだっ広く、遙か彼方からムグンファ号がやってくる。

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浦項へは20分くらいで到着。

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浦項では駅に近い竹島市場に行って名物のクァメギを購入する。さすがにお腹も空いてきたが、食堂に入る時間はなく、駅そばのスーパーで餅パン(モチモチしたドーナツみたいなの。美味)を買う。

帰りはのんびり在来線(特急のムグンファ号だが2時間半かかる)で釜田へ向かう。
KTXは早いけどどうしても情緒にかける。やっぱり在来列車のゴトンゴトンというリズムに乗って、車窓に流れる風景をゆっくり眺めて過ごすのが一番。・・・しかしひとつ失敗した。列車は指定席で右側(西側)の窓側の席だったのだが、この日は日射しが強く、カーテンを開けていたら後ろのおじさんが引っ張って閉めてしまった。ので景色が十分に見られなかった。次回からちゃんと日射しまで考えて切符を買わなくては。
でも右側に坐ったおかげで帰りに良洞マウルがきれいに見れたのはよかった。

カーテンの隙間からちらちら外を眺めたり、うとうとしている間にいつのまにか列車は釜山に帰ってきた。釜田駅を降りたらそこはお気に入りの釜田市場である。キムチなどいろいろ買い物したあと、地下鉄で南浦洞へ行き、ホテルにもどる。

連れ合いは夕食時も別行動だったので、自分の食料をロッテデパートの地下に調達しに行く。ちょうど閉店前の売り出し時間で、美味しそうなお総菜が格安で買えてラッキーであった。

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カラフルな巻き寿司(キムパプではない)やら、野菜巻きやら、大きな餃子みたいなのやら。量もたっぷり。デパート総菜なりにお味もそこそこよくて満足。
朝からカップ麺で始まって、ジャンキーな食生活の一日だったけど、まぁ楽しかったからいいや。

ふたたび釜山 その1 [旅]

再び連れ合いの出張にくっついて釜山へ行ってきたので、またのんびり更新してみます。
今回は以前から乗りたかった関釜フェリーの旅(往路のみ)♪

【1日目】
15時過ぎ
 自宅を出て、JRで下関へ。
19:00
 関釜フェリー下関港出港。

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海峡ゆめタワーがきれいだった。下関よ、さよなら〜。
関釜フェリーは、日本籍のはまゆう号と、韓国籍の星希(ソンヒ)号が交替で行ったり来たりしているが、私たちが乗ったのは星希。船内に入るともうそこはすでにコリアンワールドであった。日本人客より韓国人客が圧倒的に多く(修学旅行生のような団体客も大勢)、乗員さんもみな韓国人。コンビニGS25が入ってて売っているのも韓国商品。通貨も基本ウォン建て。

船室は定員2名の一等室を予約。2段ベッドにデスクに椅子にテレビ、シャワーにトイレ、一通りのアメニティまであって、けっこう快適。運賃は山口・福岡県民限定のジモカ利用で1人8900円(+カード代1000円)。なかなかお得であります。

窓の外は展望デッキになっていて、そこからこんな風に中が丸見えである。早々にカーテンを閉めざるをえない。

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レストランでの夕食は先に団体客がまとまってとって(バイキングらしき方式)、19時40分から一般客用のメニューになった。とんかつなど和食系のメニューもあったが、ここは当然韓食を食べます。
私が注文したのはユッケジャン。

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どういうものかよく理解せずに注文してしまったが、お肉とモヤシなどがいっぱい入ってて、あら美味しい♪・・・とパクパク食べているうちにヒリヒリと・・・・・・辛かった。途中からは泣きながら食べた。

連れはビビンバ(ごはん投入式)。これもなかなか美味しそうだった。

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お代はいずれも10000ウォン程度だったと思う。(円払いだと900円とかで、あまりレートがよくない。星希に載られるときにはウォン所持をお勧めします。) ウォンで払えば円換算で700円程度。円高もあり、日本人の感覚ではそう高いとは思えないが、韓国の町中ならビビンバ5000〜6000ウォンで食べられるわけだから、やはり割高な船内価格である。持ち込みする客が多いのだろう、団体客が去った後は、レストランの客も少なかった。

食後のデザートもコンビニで。「クール・ホットック」とな。

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普通にアイス最中だが、ホットックに入ってる黒蜜ぽいシロップのようなのが入ってて、かなり私のツボ味であった。

船内で両替もやってるようだったので、レート悪いだろうなと思いつつもウォンがなくなったので少し替えてもらった。(両替できるのは午後8〜9時までの1時間だけ。)でもあとで確認したら、意外にも釜山港の旅客ターミナルに入ってる銀行のレートよりよかった。

船酔いするほどのひどい揺れではないものの、船はそれなりに揺れていて、シャワーを浴びるのにちょっと苦労した。(大浴場にも行ってみたかったのだが、パワフルなアジュマたちと裸で対決?する勇気がでなかったのだった。ああ、まだまだレベルが低い・・・)

ふと窓のカーテンを開けて外をみると、真っ暗な中にチラチラ白いものが見える。波かな?と思ったが、よく見るとたくさんの海鳥が船と一緒に飛んでいるのであった。気になって、何十分おきかに見ていたが、鳥たちはいつまでもずーっと着いてきていた。夜中の12時頃だったか、また外を見るとちょうど別のフェリーとすれ違うところだった。そのころから鳥の姿がすうーっと消えて見えなくなってしまった。対馬あたりに降り立ったのだろうか?

連れ合いは夕食のビール効果でとっくに爆睡していたが、一方の私はテンションがあがっていたせいかなかなか寝付けなかった。それに2段ベッドの上段だからか妙に暑かったし、そのうち船のエンジン音も気になりだし・・・。眠れたのは2時過ぎだったと思うが、ふと気がつくと空は明るくエンジン音も静かになっていた。(船は朝の4時には港に着いているのだそうで。)

というわけで2日目に続く。

韓国旅行 その5(釜山) [旅]

旅行記更新中にいつの間にか年を越してしまったので、残りをさくっと記録しておきます。

【3日目】
朝、ホテル(イビスアンバサダー)すぐ近くの釜田市場に行く。

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思わずテンションあがる。欲しいものいっぱい。でもぐっとがまん。
市場近くの韓国農協のスーパーも楽しくて小一時間過ごす。
朝食は、片頭痛が出たためあまり食欲はなかったが、とりあえず市場の食堂に入ってごま粥をすする。(確か2000ウォン)

頭痛がひどくなってきたため、ホテルに帰って薬を飲み、チェックアウトぎりぎりまで寝て過ごす。
チェックアウト後、地下鉄の一日券を買って隣駅の西面へ行き、次の宿のロッテホテル(最終日は二人になるので少し贅沢)に荷物を預けた後、再び地下鉄に乗って南浦洞方面へ。

薬の効果で頭痛も治まってきたところで、下調べしていたお店、トゥブガ(豆腐家)で昼食。
海鮮豆腐ビビンバ(確か6500ウォン)を注文。

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これは美味しかったーー。
食べ終わったあと、無愛想なお店のお姉さんが「ドゥユ!」と一言いってテーブルに置いてった小さなやかんの中には、うす甘い豆乳入っていて、これが実に私のツボ。
これ全部で4〜500円の値段だなんて嘘みたいである。
午後のかなり遅い時間だったにもかかわらず、店が満席だったのもうなずける。

店を出て、チャガルチ市場をうろうろ。
見たのは露天のお店だけで、ビルの方には入らなかったが、とにかく行けども行けども魚。
こんな量の魚ほんとに売れるのか? 売れ残らないのか?
数に圧倒され驚きつつも、生魚は買って帰れないので思ったほど嬉しくはないのだった。

先の方には普通の市場のような店も延々と並んでいて、そこで焼き栗など買って食べた。

歩き疲れて地下鉄駅にもどり、ロッテホテルに戻ってチェックインして部屋で一息つく。

夕方また地下鉄で釜山駅に行き、大田からもどってきた連れ合いとKさんと合流。
Kさんは釜山の実家へ。私たちはロッテにもどり、夜は西面のチェーン店ぽい焼き肉店に入って夕食。

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3種類くらいの豚肉と韓国産カルビ(最初安い米国産を頼もうとしたら、店のお姉さんが「アメリカのは硬くて不味いよ〜」みたいなニュアンスで高価な韓国産をすすめられたので従った)を食べた。
豚が脂たっぷりなのに思いのほかあっさり食べられて美味しかった。

屋台街でホットック(油で揚げたヘヴィーなホットックだった)など買い、ホテルにもどってサウナに行く。
ロッテホテルのメンバーズカードを作ると(無料)、サウナが無料で使えるのだった。
サウナといっても普通にホテルの大浴場である。前回の旅行でも入ったロッテのサウナは懐かしかった。
脱衣場で、日本と韓国を行き来してるという在日のおばさんとお話をしたりした。


【最終日】
朝食はホテル近くの、アワビ料理で有名なチェジュガ(済州家)で。

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食べ始めてから写真を撮ったので、アワビが沈んでしまっているが、けっこうしっかり載っている。
お粥の緑色はアワビの内臓の色。もちろん美味しかったが飛び上がるほどでもない。ウニ定食も食べたかったな。

その後、釜田市場、農協スーパー、ロッテデパート地下で買い物。

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釜田市場で買ったコノシロのいりこ。日本で見たことない。
アジのいりこを愛用しているが、似たような感じかと思い購入。
生臭み少なく、コクがあり、これはよかった。リピート決定。
一緒に入っているエビは、おばちゃんが「酒のつまみにいいよ〜」みたいなことを言って、同じ袋にバサッと入れてサービスしてくれたのだった。

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トゥングレ茶(アマドコロ茶)もはずせない。以前下関のグリーンモール商店街で買って飲んだのが気に入ったが、日本ではなかなか入手困難。

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キムチはロッテデパートで。1キロ1万ウォンの量り売り。デパート価格だが、ラップでぐるぐる巻きに包装してくれるのでありがたい。
8年前に同じロッテで買ったときは、塩漬けした白菜にその場でヤンニョムを塗り込んで売ってくれたように思うが、今回はきれいに出来上がったキムチがショーケースに陳列されていた。デパ地下の雰囲気もちょっと変わったように思う。
ロッテのキムチはわりとさっぱりした上品な味で食べやすく美味しかったが、次回は市場のも試してみたい。タッパ持ってこなくちゃ。

その他、日本で不作だった栗や、ホットック・ミックス、インスタントの韓国茶(ナッツ系)などごちゃごちゃ購入。次回はもっと大きなカバンを持ってこようと決心。

ホテルのおまけで、ホテル内のカジノの1万ウォンクーポンをもらったので、ちょっと覗いてみる。
ルーレットのテーブルについて、適当なとこにクーポンを置いたら、あっという間になくなった。
せっかくなのでドリンクバーのフリードリンクをいただいて、すごすご退散。

昼食も西面で。
あまり時間がなく、適当なお店でマッククス?を食べる。
この時は片頭痛が再発し、あまり元気がなく写真もなしです。

Kさんがご主人の車でホテルまで迎えに来てくださり、釜山港へ向かう。
帰りのビートルはグリーン席を予約していた。グリーン席料金は日本で買うと3000円だが、韓国で買うと3万ウォンでお得。席がゆったりしているのはもちろんだが、石丸萬世堂のお菓子セットがもらえ、ドリンクも飲み放題。これれで2000円くらいなら悪くはない。
しかし私は完全に片頭痛で死んでいたので、お菓子はおろか、飲み物もろくに飲めず3時間ずっとダウンしていた。
酔い止めリストバンドも着ける気にならなかったが、海が凪いでいたせいか、グリーン席のせいか、まるで揺れなかったのは幸いだった。

というわけで、旅行から2ヶ月後にやっと旅行記おわりです。
でも実は早くも次の韓国行きが控えているので、また新たな旅行記が始まるかもしれません。



韓国旅行 その4(順天湾) [旅]

さて、そんな楽安邑城村をあとにして、最後のお楽しみの順天湾へとバスはまたひと走り。
夕日の光景が素晴らしいと聞いていたけれど、この日はあいにくの曇り空。
でも朝は雨さえ降っていたので、まぁ降られなかっただけラッキーだと思う。

その夕日の時間にあわせてやってきたのか、駐車場にはすごい数の観光バスや自家用車があふれていた。
そしてぞろぞろと沢山の観光客たちが、順天湾の遊歩道を歩いていく。
平日の曇りの日でこんなだったら、晴れの週末はどんなになるんだろう?

ここではたっぷり夕方の集合時間まで勝手に散策することになった。
ビジターセンターもあったが、何はともあれ、まずは葦原の遊歩道を行列について歩いていく。

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広大な葦原の中に延々と木の遊歩道がしつらえてあって、ひたすら歩く。
展望台までけっこう時間がかかるようなことだったけれど、とにかくそこまでいかないと始まらない。
ひとしきり歩いた後、ようやく展望台への山道を登るような形になる。

運動不足が続いていた足腰に、この上り坂はけっこう応えた。
なんだ坂、こんな坂! けっこうな山登りで、でも気分は爽快。

途中の山の中腹には韓国式のお墓があった。

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土葬なんだよね。土葬、うらやましい。私もこんな緑に囲まれた山の土に還りたい・・・

そして、ようやく展望台に到着!

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写真ではどよーんとした景色しか伝えられないのが残念だけれど、美しかった。
広大な干潟に浮かぶ、葦原の独特なまるっこい造形が目を引く。
これに夕日が差していたらそれはさぞかし・・・

希少な渡り鳥の飛来地としても有名なのだが、その姿は肉眼ではなんにも見えない。
望遠鏡があったので覗いてみたが、それでもゴマ粒のようなあれが鳥かなぁ?って感じにしかわからず。でもたぶん鴨やら雁やら鶴やら鴫がわんさかいるのだろう。

展望台では同じツアーの気のいいおじさん2人組と一緒になり、なぜか一緒にカメラの被写体になったりし、片言の韓国語と英語と日本語でおもしろおかしくお話しながら、また来た道を下る。
途中、上空でナベヅル?の鳴き声が聞こえたような気がした。

もどってきたのはもう集合時間間近で、結局ビジターセンターには寄ることができなかった。
展望台行きをリタイアした日本人ご夫妻のお話によると、ムツゴロウなど干潟にいる生き物などの展示もあったようで、面白そうだったのに、ちょっと残念。
ご夫妻は諫早湾干拓事業の反対運動をなさっているという。
「日本にも昔はこんな干潟が沢山あったんですけどねぇ」とおっしゃっていた。

ほんとに、韓国にはこんなきれいな干潟が無傷で残っているなんてすごいなぁと感心して、でもあとで日本に帰ってから知ってびっくりしたことがある。
実は韓国の西海岸ではセマングム干拓事業といって、諫早湾の10倍ものとんでもない規模の開発がなされているらしいのだ。
なんというか、やることが半端じゃないなぁ。こんな干潟を観光化する一方で・・・。
でも何十年にも渡ってちびちびあちこちで干拓をやってきた日本と比べてどうなの?という感じはある。
人間のやることはいずこも同じなのです。
開発というのも人間にとってはある程度必要なことかもしれないけれど、自然環境や野生生物を犠牲にするのはそのまま人間が自分の首を絞めるようなものだがら、よくよく考えてやらないといけない。

少なくともこの順天湾の美しさを目にすれば、誰もが直感的にこの景色を壊してはいけないと感じることだろう。
私を含め、ここを訪れている多くの観光客たちがその思いを強めて、これからの韓国や日本に活かしていなかきゃいけないですね。

センターのお土産売り場で、ささっと順天茶とか順天湾の絵はがきなど買って慌ててバスに戻った。
5時すぎにはもとの順天駅前に到着し、解散。
お世話になったお隣の席の若いお父さんと日本人ご夫妻にお礼を言い、あと気のいい2人のアジョシ達の姿を見失って挨拶できなかったのがちょっと心残りだったけど、急いでバスセンターまでもどった。

高速バスで釜山に帰り、地下鉄釜田駅そばのホテルに到着したのは、もう9時すぎだったと思う。
隣の西面駅まで地下道でつながっているので、晩ご飯でも調達しようとぶらぶら歩いて行ってみたが、当然ロッテデパートなども閉まっていて、とはいえお店に入るのも気が引ける。(なんかひとりでは入りにくい韓国の飲食店。)
体調がいまひとつだったのもあり、結局晩ご飯はコンビニ飯。

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キムパプ(けっこう美味)とジャージャー麺風カップ麺(かなり微妙な味)、それと高速のPAで買った栗チップにHiteビールで乾杯。
楽しい一日だった!

(まだ続く)

韓国旅行 その3(楽安邑城村) [旅]

ずいぶんタイムラグができましたが韓国旅行記しつこく続きます。
順天シティツアーのつづき。

仙岩寺からひとしきりバスに揺られて到着したのが楽安邑城(ナガンウブサン)民俗村。
民俗村といっても、昔の家屋だとか町並みを再現したイミテーションの観光施設なんかではなく、今も人々が生活している生きている村である。
こういう保存地区が韓国にはいくつかあるようで、安東の河回村などは特に有名。
河回村が両班など支配階級の人たちの村であったのと対照的に、こちらの楽安邑城村は庶民が住んでいた集落で、草家(チョガ)と呼ばれる藁葺き屋根の素朴な家々が立ち並ぶ。

わくわくしながら村内を歩き回りました。

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美しい風景。

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新しいきれいな土壁。

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石積みの壁。

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白菜畑〜〜。

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動物もいます。

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民泊(ミンパク=民宿)をやっている家も多い。

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焼き物の釜もある。でも最近のものかな?

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チャングムのロケ地もあったよ。

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おじさんたちが藁葺きの作業中であった。

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すごい藁の量。

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村はこのように城壁で囲まれている。

駐車場には観光バスもたくさん停まっていて、かなりメジャーな観光地である。
しかし藁葺き屋根の下には普通の家と同じような生活観がある。
食堂や民宿もありはするが、日本の観光地のようにやたらとお土産屋さんが目立つようなことはない。
過疎化はけっこう進んでいるらしいけど、住民の人たちはどうやって生計を立てているのかしらん。
藁葺き屋根の補修料くらいは行政から補助がもらえるのかな。
なんていう素朴な疑問も韓国語でガイドさんに訪ねたらよくわかるのだろうけれど・・・。
いつかまた来て、どこか民泊に泊まって、お家の人のお話を直に聞いてみたいものである。(要韓国語習得)

韓国旅行 その2(順天ロケ地、仙岩寺) [旅]

2日目の韓国。順天での朝食は、街のベーカリーのパンとコンビニの豆乳で済ます。
瓶入りの豆乳(左)はけっこう気に入って、何種類かあるのをいろいろ飲んだ。

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順天シティツアーバスは順天駅前から出発する。
夕方また高速バスで釜山へもどることにしていたので、荷物はバスターミナルのコインロッカーに入れておくことにした。
ホテルをチェックアウトし、ターミナルに行ってロッカーを使おうとしてはたと手が止まる。
それはハイテクな指紋認証式のロッカーだった。
そんなの見るのも初めてで、しかも使い方が韓国語でしか書いてない。
何度も指をタッチしてみるがうまくいかない。そのたびに韓国語の機械音で怒られる。
あせりまくっていると、たまたま近くにいたおじさんが見かねて、何か大声でわーわー言って教えようとしてくれる。
おじさんの言葉も全然わからなかったけど、どうやらもっと強く長押ししないといけないらしいことが伝わってきた。
そうこうするうちに、無事にロッカーは作動した。よかった、よかった!
おじさんには「カムサハムニダ〜!」と心からお礼を言って別れた。

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順天駅

ターミナルから駅までは徒歩で10〜15分くらいだったか。ちょっと早く到着したので、駅前を散策してみると、そこには思いがけず市場があった。そんなことならもっと早く来ておけばよかった〜と後悔。
この市場で目についたのは柿。このあたりは産地なのだろうか、どの出店も山のように柿を売っている。いったい誰がこんなに沢山の柿を買うのか、そんなに韓国人は柿を食べるのか? 不思議なくらいの量だった。

集合時間近くになってツアーバスに乗る。50人近く乗れる観光バスは平日にもかかわらず満席だった。しかたなく?私の隣に坐ったのは、親子3人で参加して、一人あぶれたお父さん。英語が話せる方だったので尋ねると、ソウルで働くサラリーマンで、その日は休暇をとって、4時間かけて電車で順天までいらしたとのこと。
つい最近高速鉄道KTXが、順天や来年エキスポのある麗水までまで開通したばかりのようで、このツアー客の多さもその辺に理由があったのかもしれない。

ガイドさんの方は韓国語しか話さない人で、しかもこちらに気を配ってくれるような気配もまるでなし。(中には日本語や英語のできるガイドさんもいらっしゃるらしいのだけど、基本的に韓国人向けツアーなので仕方ない。)
ちょっと心細かったけれど、バスには私の他に一組の日本人のご夫婦が乗っていらしてほっとする。奇遇にも私の郷里の隣市からいらした方々だった。

バスはまず、ドラマのロケ地(オープンセット場)に向かう。
数十年前の韓国の町並みがリアルに再現されているのだが、雰囲気は昔の日本に通じるものがあって郷愁を誘う。
「エデンの東」という人気ドラマが撮影されたらしい。ドラマは知らないけれど、以前観た韓国映画にもこんな風景出てきたなーと思う。

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セット場の向こうには現実の順天の高層住宅が立ち並んでいた。

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次に向かったのが、仙岩寺(ソナムサ)というお寺。
韓国の宗教とか歴史的なことにはまるっきり疎いので、こんな場所の観光はやっぱりガイドさんの話がわかったらいいな〜とつくづく思う。
でも駐車場から山門へと続く道も木々に囲まれ、風情のある石橋などもあり、散策するだけでも気持ちがよかった。

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11月半ば前だったが、すでに紅葉は終わってだいぶ落葉していた。紅葉の遅れていた日本にくらべて一ヶ月ほども早い?

曹渓山(チョゲサン)の登山道も整備されているようだった。順天のもう一つの有名なお寺、松広寺とつながっている。ちょっと魅力的。

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お昼は駐車場近くの食堂で自由にとるということで、日本人ご夫婦とご一緒させていただいた。
私は山菜ビビンバを注文。ついてくる野菜のおかずの量のびっくり。
キムチは大きいまま出てきて、各自ハサミで切って食べるようになっていた。
美味しかったけど、けっこう塩辛かった。血圧上昇が怖い。でも野菜のカリウムで少しは中和されるかな。
この時たまたま治療中の歯の仮歯が壊れていたため、食べるのが難航し(野菜を食べるのには歯が丈夫でないといけないと実感)、おまけに集合時間が迫っていたこともあり、ビビンバは完食できず。残念。

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隣のテーブルに坐った、バスの隣席のご一家の食卓も撮影させてもらった。
日替わり定食?みたいなの頼んだそうだ。やはりすごい量・・・

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さて、午後からは楽しみな楽安邑城マウルと順天湾です。(続く予定)


8年ぶりの韓国旅行(その1) [旅]

今月は久しぶりに韓国に遊びに行った。
3度目の韓国。前回行ったのは2003年で、その直後から怒濤のような韓流ブームが訪れ、ちょっと引いていたのだが、ブームも一段落したような今日この頃、連れ合いが仕事で行くというのでちょっと便乗してみた。

何せ博多港からだと高速船ビートルに乗ってたった3時間で釜山港に着く。それに夫婦の合計年齢が88歳以上だとフルムーン割引という平日割引が適用され、一人15000円で往復できるのである。国内旅行をするよりはるかに経済的。

前回釜山に行った時も利用したビートル。そのときは大丈夫だったが、揺れるときは半端な船酔いで済まないそうで、用心のため酔い止めの薬と、あと酔い止め用のリストバンドを購入してみた。リストバンドはツボ押し効果で酔いをおさえるらしいが、思うにかなりおまじない的要素が強いような気もする。でもそもそも乗り物酔いというのもかなり精神的な要素が大きいので、それはそれで効果があれば悪くないと思った。実際行きに使ってみたが、その日は揺れがそれほどでもなかったので酔いはせず、効果のほどは不明。帰りは別の理由で薬の方を飲んだので、これまた不明。

さて、そんなこんなで午前中に博多を出港し、1時頃釜山港に着き、両替をして、釜山駅行きのシャトルバスに乗る。バスがこんなところを通るの??と思うような狭いガタガタした裏道を通って、数分で駅に到着。連れ合いと韓国人のKさんと3人で駅ビルのフードコートで昼食をとり(写真とるの忘れたけど、私はなんとかカルグクスという麺類を注文)、一息ついたあと、KTXで大田へ赴く連れ合いたちとさよならして、2日間の私の一人旅が始まったのであった。

大都会釜山育ちのKさんから、そんな田舎に行って大丈夫ですか〜?と心配されつつも、向かった先は釜山の西、全羅南道の順天(スンチョン)。そんな田舎なのか?と逆に不安になったけれど、調べると人口は山口市の倍ほどもあって、観光名所もけっこうある。特に楽安邑城マウルという、昔ながらの茅葺き屋根の民家の残る民俗村にぜひ行ってみたいと思って、いろいろ調べていたら、路線バスでも行けるようだったが、順天市のやっているシティツアーという観光バスのコースにも入っていた。このバスは他にも干潟の美しい順天湾の自然公園や、有名なお寺なども回り、しかも参加費は各施設の入場料込みでたった8000ウォン(今のレートで560円)というので、前もってKさんに頼んで予約してもらっていたのだった。

順天シティツアー
http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TE/TE_JA_7_3_5_1.jsp

順天行きの高速バスは、地下鉄の沙上駅そばの西部ターミナルから出る。釜山駅から地下鉄に乗り、西面で乗り換えて(ちょっと難儀した)なんとかバスターミナルへ着いて、トイレに行って窓口で切符を買ったら、バスの出発時刻直前で、慌てて乗り場に走ってバスを探して、すでに動き出したバスを呼び止める感じで飛び乗った。(こんなこと慶州でもあったなぁと思い出しつつ・・・) 順天行きのバスはそれほど便数が多いわけでもないので、これを逃すと1時間ほど待たなければならないのだった。

にしても2時間半の高速バス料金11900ウォン(830円くらい)はやっぱり安すぎでしょう。

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バスの乗客は数人だった。とりあえずバスに乗れてほっとする。韓国語、昔すこし習っていたが、挨拶程度しかできないし、ハングルもすらすら解読できない。わからないことが多い状況での一人旅はやっぱり緊張する。若い頃はそれが刺激的で楽しかったが、年を取るとだんだんストレスになってくるのだなぁと実感。でも知らない所にでていくのはやっぱり楽しい。

バスは4列シートでどうもトイレはないようだった。ターミナルで済ませておいて正解。1時間半くらいたったころにバーキングで休憩があった。

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フードコートやショップなどもある大きいPAだったが、ここで20分も休憩するのだった。日本の高速バスだとトイレ休憩は5分くらいしかないのに、こんなところでもお国柄が出る。でも韓国人が余裕があるわけじゃなくて、日本人がよほどせっかちなんだろうなぁ。

PAを出るとまもなく順天に着いた感じだった。田舎と聞いていたけれど、道路の交通量は半端じゃない。福岡並に走っている。よっぼど車社会なのだろうな。

バスターミナルから宿泊先のホテルは近かった。順天ロイヤル観光ホテルは一昔前の古〜い感じのホテルだが、一通りの設備はあって、まぁ安心。ロビーでWi-Fiも使えた。
予約していたオンドル部屋は、ただのだだっぴろい部屋に、自分で布団を敷く。時期的にオンドルは入っておらず、その快適さは味えなかったが、ゴロゴロくつろげて、ベッドより自分的にはありがたかった。

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近くに食堂はあるが、さてどこに入っていいかわからない。妙に薄汚い焼き肉屋が異常に繁盛していて、きっと美味しいんだろうなと思ったけれど、一人で焼き肉屋なんて入れない。
結局入りやすそうな若い人向けのカジュアルな感じのレストランに入って、ポックンパップを注文。要するに炒飯ですね。学食のメニューみたいな感じで、5000ウォン。お腹は太った。

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ホテルに帰って韓国ドラマなどを眺めつつ、OBビールを飲みながらうとうとし、翌日のツアーがどんなものか、期待と不安を抱きながら順天の夜は更けていったのだった。

(続く予定)