So-net無料ブログ作成

済州の旅 その3 [旅]

3日目は済州オルレを歩く。
オルレは済州島をぐるっと一周するように作られているウォーキングコースで、全部で20コース以上ある。

まずは最初にできたという第1コースを歩くことにした。世界自然遺産のひとつ、城山日出峰の近くを通るコースである。

その前にまずは腹ごしらえ。宿の近くのアワビ料理のお店でアワビ粥を食べる。

sonet1306011.jpg

うむー、まずいわけではなかったが、アワビの量は少なく、アワビよりごま油(練りごま?)の味が勝っていて、釜山の「済州家」のアワビ粥の方がずっと美味しいと思った。友もやっぱり納得いかない様子。やはり観光客相手のお店かなぁと・・・。

そのままタクシーで市外バスターミナルまで行き、そこから島の東回り路線のバスに乗る。普通に停留所を止まりながら走る路線バスで、コース始点近くの「シフンリ」まで1時間15分くらいかかった。

シーズンでもあり、もっと多くの人が歩いているかと思ったけれど、人はわりとまばら。やや出遅れたせいかもとその時は思う。

しばらく田園の中を歩いたのち、オルム(小山)を昇るコースになる。

sonet1306012.jpg

ホトトギス、ウグイス、キジ、カッコウなどの声が賑やかに響く山道を歩く。
5月下旬にしてはかなり暑い日で、ほどよく汗をかく。

sonet1306013.jpg

オルムの上からパッチワークのような田園風景と城山日出峰を望む。
黄砂だかPM2.5だか、見通しがかなり悪かったのが残念。

sonet1306014.jpg
お墓。

sonet1306015.jpg

済州は火山の島。火山岩でできた大地を耕すのは、並々ならない苦労があったことだろう。黒い火山岩で作られた石垣が続く。風が強いので、わざと間を透かして風が抜けるように積むのだという。

sonet1306016.jpg

お昼は途中の食堂で。畑の横のオープンテラスで食べたヘムルパジョン(と、ビール少々)の味は格別だった。最後にサービスで出てきた人参の生ジュースがまた美味♪ 食堂の名前は수닽뜰(スダットゥル)。お店の人も親切でいいお店だった。

sonet1406019.jpg
がりがり本物の骨をかじっていた済州の犬。

sonet1306017.jpg

オルムを下りて、里山をしばらく歩いた後は、海岸沿いの歩道を歩くことになる。
日本ではもう見られなくなった干潟がずっと広がっている。

sonet1306018.jpg
のどかに天日干しされているイカ。

ただ、景色はいいものの、この歩道が車道に面していて、アスファルトの照り返しが半端でない。この日射しの中ここをずっと歩くのはかなりやばいという友の判断で、タクシーでその先の城山日出峰に行こうという話になる。

でも自力でタクシー呼べるはずもなく、休憩に入った商店で困っていると、お店の人が、このおじさんが運転手になってくれるってよ〜、みたいなことを言ってくる。
そんな訳で、お茶を飲んでいたお客のおじさんが、城山日出峰まで連れて行ってくれることになった。

おじさんは、あいさつ程度の日本語を話す方だったが、こちらもあいさつ程度の韓国語で、会話になってるようななってないような話をしつつ、日出峰まで10分くらいで到着した。韓国人らしくない安全運転でゆっくり走ってくれた。タクシー代として5000ウォン渡したが、遠慮もせずに快く受け取ってくれたのはご愛嬌。

sonet130060110.jpg

世界自然遺産に到着。一大観光地なだけに、観光客が行列をなして昇っている。
もちろん私たちも頂上まで登る(汗だく)。海底火山の活動でできた噴火口は、擂り鉢状にくぼんでいる。そこで写真を撮るのを忘れたけれど、どのガイドブックにも載っているメジャーな写真なので、まいいか。

sonet13060111.jpg

やっぱり海はきれいだった。
済州を歩いてみて気づくのは、海の色も長崎の島の色と同じ、生えている草木も、見かける鳥も馴染みのものばかり。本当に九州のお隣なんだなと実感した。

そういうわけで、1コース完歩はならなかったが、一応観光地もチェックできたので、満足して旧済州に帰ることにする。
バス停で待っていると、タクシーの運転手が声を掛けてくる。なんと一人3000ウォンで旧済州の宿まで乗せていってくれるという。バスの料金と同じ。そりゃ乗るでしょう。おそらく観光客を乗せてきた帰りで、空車で戻るより、少しでも足しになればいいということなのだろう。
同じくバス待ちしていた若い韓国人カップルと同乗し、一路旧済州へ。

これがすごい爆走タクシーだった。山の幹線道路とはいえ、一般道を、メーターを見たらなんと120キロで走っている! 観光バスにクラクション鳴らしまくり。実は、運動不足のくせに歩きすぎたせいか暑さのせいかちょっと前から持病の片頭痛が出ていたのだが、このタクシーで生きた心地がせず、乗り物酔いに加え頭痛が悪化。直前に食べたパッピンスをタクシーの中で戻さないよう必死で絶えた。ホテルに着いたときにはヘロヘロだった。

その後、とりあえずシャワーを浴びて、ベッドでダウン。その日は使い物にならず、夕食も食べに行けなくて、友にはとても申し訳ないことをした。

あとで知った話だけれど、昨年オルレで強姦殺人事件が起きたらしい。調べてみると、なんと私たちが歩いた1コースだった・・・ぞぞ。人気コースのはずなのに人影がまばらだったのは、そのせい? 途中警察のパトロールもあったしなぁ。
いずれにしても、どこの国でも、人気のない山道の一人歩きには気を付けた方がよさそうです。(あと暴走タクシーにも。)
nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

マンゴーやらイチジクやら [果物]

たしか済州旅行記の途中ですが、台湾の方がマンゴーを送ってくださったので記録。

sonet1307101.jpg

箱には立派な赤いマンゴーが12個も入っていてびっくり。

sonet1307102.jpg

めちゃめちゃ美味しい。夫婦ふたりで、毎日食べ放題状態。なんたる贅沢。

sonet1307103.jpg

そういえば去年は鹿児島の方から鹿児島のマンゴーを少しいただいて食べた。
それはこの台湾のマンゴーよりさらに甘く、スウィーツ的な濃厚さがあったように思う。マンゴーをまともに食べたことのなかった私は、こんなに高貴な味がするものなのかと驚いたものだった。ハウスでしっかり管理し、手間ひまかけて作っただけのことはあると思う。それだけになかなか自分で買える値段ではなくなるけれど・・・。

台湾マンゴーもしっかり甘いのだが、より自然な味わいで食べやすいように思う。燦々と降りそそぐ台湾の太陽の下でのびのび育った自然児なのだろう。

しかしこちらはハウスの暖房用の灯油使わないかわりに、ジェット機の燃料使って空輸で日本までやってくる。考えたら環境負荷の度合いはどっこいどっこいか?

そうした若干の後ろめたさも、送ってくださった方の気持ちの温かさにすっかりかき消され、ただただマンゴーの美味しさに酔いしれるひとときなのであった。

(ググってみたらちゃんと楽天でも買えるのだった。やっぱり自分では買えない値段だけど。)




一方の日本のわが家の庭では、植えてから5年経ってようやくイチジクの木にちょこっと実が成った。

sonet1307105.jpg

こちらは完全に自然児。無農薬というか放任なので、幹の中にはカミキリムシが住んでいる。耳をすますとカリカリ木をかじっている音が聞こえるくらい元気。にもかかわらず、木は弱ることもなくどんどん大きくなる。お隣の庭まで進出していく勢いなので、時々剪定はしているのだが、刈っても刈っても一層の勢いで伸びる枝。
確かあまり大きくならないはずの矮性の品種の苗を植えたはずなのに・・・どこが? タ○イ種苗さん、詐欺でないかい?

今日は8個ほどの実を収穫した。たわわに成っているわけではないので、かえって鳥にも見つかりにくかったようである。

sonet1307104.jpg

新しい実がまたついているので、秋果が収穫できそうな気配。
どうか今年は台風の大きいのとか来ませんように・・・。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

済州の旅 その2 [旅]

2日目。
折しも済州は観光シーズンまっただ中で、ゲストハウスのドミトリー(8人部屋)も満床。同室の人のいびきやら物音やらが気になって(耳栓していたにもかかわらず)あまり熟睡できなかった。そんな私も若い頃は海外旅行ではユースホステルとか相部屋の宿よく利用していたのだが、当時は夜眠れなかったなんて経験はなかったことを思い出して、やっぱり若かったんだなぁとかつての自分を愛おしく思うのであった。

朝食は宿のパンとコーヒーを軽くいただいて、午前中はまたバスでうろうろ。本当は済州国立博物館に行きたかったのだが、これだと思って乗ったバスはそっち方向には行かなくて、結局、行き当たった済州自然史博物館とその周囲の公園を散策することになった。

宿に帰ってチェックアウトし、友人を迎えに空港へ。バス停で空港行きのバスを待っていると、同じゲストハウスから出てきた女性が、空港に行くならタクシーをシェアしないかと持ちかけてきたので承諾する。彼女は台湾人で、韓国本土を一人旅した後、済州から帰国するのだそうだ。こうやって気軽にタクシーの相乗りをするのは、韓国じゃなくて台湾の習慣だったかな?

空港で無事友人との再会を果たし、タクシーでホテルに向かう。
予約しておいたホテル「オーシャンスイート済州」は旧市街、旧済州(クチェジュ)の海岸沿いにある。
あまり料金が変わらなかったので、デラックスルームを予約したのだが、ものすご〜く広々していて快適な部屋だった。ただオーシャンビューのはずの眺めは、半分オーシャン、半分は隣のイーマートの駐車場ビューという感じだった。眺めのいい部屋はもっと狭くなるとのことで、折しも外はPM2.5の霞がひどくて視界が悪く、それに夜はどうせ何も見えなくなるよねぇということで納得。

sonet1306265.jpg

ランチはタクシーでハルラ樹木園入り口にある「ヨヌネ」という自然食の食堂へ行く。
定食(2人分24000ウォン)をいただく。

soent1306262.jpg


sonet1306263.jpg

白菜の水キムチといただくスユク(ゆで豚)、ヨモギのチヂミ、どんぐり豆腐のサラダ、そして石鍋で炊いた五穀ご飯などなど、どれも素材の味の生きた自然な味付けで、ヒジョーに美味しくいただいた。
「るるぶ」にも載ってる店だが、見た目はフツーの食堂でまったく垢抜けた感じはなく、最初は不安に思ったくらいだが、私たちが入ったのはもう昼の2時をとうにすぎていたにもかかわらず、客さんがひっきりなしに入ってくる人気店のようだった。

食後は樹木園内を散策。暑い日だったが、緑の中を歩くのは心地よかった。済州の町中はけっこう交通量が多く、排気ガスとPM2.5に当てられて辟易していたせいもある。樹木園を一回りしたあと、入り口のバス停までもどって、そばのカフェに入る。クーラーの効いたガラス張りのお洒落なカフェは居心地よく、長居してしまう。その後バスと徒歩で宿に帰る。

夕食はもう宿の近くでとろうということで、ホテルから歩いていける「黒豚通り」の焼き肉店に入る。

sonet1306264.jpg

済州名産の黒豚の三枚肉と、昼食べたゆで豚が美味しかったので、同じゆで豚を頼んだ。
でも・・・正直、味はいたってフツーで、感激はなかった。あとで宿の人に尋ねても、この周辺は観光客相手の店がほとんどで、地元の人が受け入れるような本当に美味しいお店は少ないらしい・・・。

お昼のお店が良かったばかりに、二人していまひとつ納得できないまま店を出たが、でもお腹はとりあえずパンパンで満足し、済州2日目の夜が過ぎていった。翌日はオルレが待っている。
nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

済州の旅 その1 [旅]

旅の記録だけでも残しておかなければ。

ということで、ひと月遅れですが、5月下旬に初めて訪れた韓国済州島の旅の記録をささっと。

福岡からアシアナ航空でたったの1時間で、そこはもう異国の島。
今回は東京在住の友人と現地で落ち合うことになり、友人は一日遅れて成田からやってくることになった。

初日は一人で格安のゲストハウス(相部屋1泊2万ウォン)に泊まり、市内をうろうろして過ごした。
5日に一度やっているという五日市場がたまたまその日にあり、市場フリークとしてはかなりの時間をそこで過ごしたのであった。
市場内の食堂でとった昼食。

sonet1306261.jpg

済州のモムという海藻を豚のスープで煮こんだスープ、モムグク。
豚のこってりダシに海藻という、日本ではありえない取り合わせが新鮮。
おかずも山菜ぽいのが多くてどれも美味しく、おまけにチヂミまで出てきたのにびっくり。
確か5000ウォンだったかな? ちょうど円安がピークのときで、500円弱の換算になるけれど、それでもかなりのお得感。ごちそうまでした。

交通カードを購入して、もっぱら市内はバスでうろうろ。有り難いのは30分以内だったら無料で乗り換えが効くので、バスを乗り間違えてもわりと安心。日本で韓国用のレンタルWi-Fiを借りてきたので、GPSで自分の位置を確認しつつ、適当に市内をまわっている間に夜になる。

夜は早く宿に帰ってもすることがなさそうだったので、チムジルバンのあるサウナ(共同浴場)に行った。観光客はほぼ皆無っぽい、地元色の濃いサウナで、パックをしたり、体操したり、気ままに振る舞うアジュマたちを眺めながら疲れを癒し、帰りに済州名物のコギククス(見た目は豚骨ラーメンにそっくりだけど、お味はもっとあっさり)を食べてゲストハウスにもどろうとするが、またバスを乗り間違え、乗り換えようとしたものの最終バスが出た後で、結局最後はタクシーで宿に帰るはめに。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

ランタンとちゃんぽんと唐アクちまき [郷土料理]

先週、実家に帰省中、長崎のランタン・フェスティバルに初めて行ってみたのです。

sonet1302202.jpg

今年で20周年というわりと新しめのお祭りで、私の子どもの頃にはなかったものである。
会場には人や動物を象ったランタンオブジェがいっぱいで、長崎らしいハデハデなお祭りであった。

sonet1302203.jpg

ランタンももちろんきれいだったけれど、お昼に参加した「ランタンさるく」がよかった。
地元ガイドの方と一緒に、新地中華街と唐人屋敷跡をめぐり、いろいろお話が聞けて勉強になった。長崎県人として育ったのに、歴史オンチで何にも知らないのである。
市内のガイドツアーは、「長崎通さるく」として常時やっているようなので、また機会を見つけて参加してみたい。長崎観光の方にもぜひオススメ。

というわけで、長崎に少しだけ詳しくなり、夜になってランタンのきらめく会場で、長崎の龍踊りなど遠くから鑑賞したあとで、中華街のレストランに並んで入って、ちゃんぽん食べた。

sonet1302201.jpg

江山楼の特上ちゃんぽん。1500円もする高級ちゃんぽんを食べるのは生まれて初めて(&最後かも)である。
さすがに豪勢。通常のちゃんぽんの具に加え、ミートボールやすり身団子、九十九島のカキ、ちろっとだけどフカヒレまで載っている。白濁した濃厚なスープも、薄味好みの私にはやや塩辛かったとはいえ、やっぱり評価されるだろうなぁと思った。

お腹いっぱいになって満足して、帰りに中華街のお店で、唐アクが売ってたので買った。

sonet1302204.jpg

唐アクは長崎のちまきを作るのに使う。ちゃんぽんの麺などにも使うアルカリ材。
小さい頃食べていたこの独特の風味の唐アクちまきが好きだったのだが、郷里でもこの頃はあまりお目にかかれない。
南九州の方では「あくまき」と言って、木灰から灰汁をとってちまきを作るのだが、ハイカラな長崎では白い粉を使うのである。しかも竹の皮に包むあくまきと違って、木綿の袋を使うのが長崎流。都会的なのである。

本来は端午の節句に作るものだが、山口に帰ってさっそく作ってみた。参考書は「聞き書 長崎の食事」

唐アクを溶かした水に数時間浸けたもち米。黄色くなっている。

sonet1302208.jpg

これを晒し木綿で作った袋に詰めて、じっくり3時間ほども茹でる。本には竹の皮を鍋の下に敷く、とあるのだが、竹の皮がないので省略。

sonet1302205.jpg

3時間もコトコト茹でるなんて、石油ストーブを使う時期でないとなかなかもったいなくてできない。わが家では今の時期にしか作れないことになる。

sonet1302206.jpg

竹の皮を入れていないせいか、色みが優しい感じである。南九州のあくまきのようなコクを出すには、やっぱり竹の皮が必要なのかもしれない。竹林を所有している友人にあたってみるか・・・。

sonet13022010.jpg

一晩おいて袋から出してみる。けっこうベタベタして布をはがすのに難儀する。わらび餅のように柔らかく、べとべとするので、包丁ではなく、糸を使って切る。

きな粉砂糖をかけて食べると、懐かしいあの風味が口の中に広がり、幸せ♪

sonet1302209.jpg

アルカリの作用で数日日持ちするようだ。できてすぐよりしばらくおいて、少し固くなったくらいが切りやすくていいかもしれない。

実家から電車で45分〜1時間、意外に訪れる機会の少ない長崎だけど、今回はなかなか収穫が多かった。

ちなみにランタン・フェスティバルは旧正月から15日間、今度の週末まで開催されています。


nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

IKEAの黒パンミックス [パン]

年末にIKEAに行ったとき、黒パンのブレッドミックスが賞味期限間近でたたき売られていた。
確か98円だったと思う。粉買うよりお得じゃん!と思って買った。
以前からミックスがあるのは知っていたが、所詮インスタントだからと思って、あまりそそられていなかった。しかしこれが焼いてみると思いのほか美味しかった。

薄めにスライスして、オープンサンドなどに最適な、歯ごたえのしっかりした黒パン。

写真-1 のコピー.jpg

ミックス粉とはいえ、材料に変な添加物は入ってないのである。
小麦粉(21%)、小麦フレーク(20%)、ライ麦フレーク(17%)、粗挽きライ麦粉(13%)、ヒマワリの種(8%)、小麦でんぷん、亜麻の実(6%)、モルト(4%)、サワードゥ・パウダー(ライ麦)、塩、ドライイースト。

パッケージに書かれた作り方はちょー簡単で、パックに直接40度くらいの水を入れ、45秒間振って混ぜ、型に移して発酵させてから焼くだけ。

最初はどんなもんかと思ったので、半分だけボールに移して水を入れて練って様子を見た。しばらくすると発酵してきて、香りも思いのほかよかったので、結局残りの半分も足して焼くことにした。
穀物のフレークや亜麻の実がたくさん入っているので、それをふやかす意味でも、やっぱり粉はボールに移してから水を加え、そのまま軽く一次発酵させてから型に入れた方がいいように思う。

粉700g+水600gで、けっこうボリュームがある(さすが北欧サイズ)。乾燥サワー種の粉が入っているので、ちゃんと風味があるし(あまり酸っぱくはない)、ヒマワリの種や亜麻の実もいっぱい入ってて歯ごたえがいい。正価の399円でもかなりお得と思う。単体でなくて、小麦粉の生地に混ぜて使うのもよさそうだし。

実はこれを買ったときに食べたユールボード(クリスマスビュッフェ)は、お値段もリーズナブルだったのだが、内容の方もまぁそれなりで、ちょっと残念だったのだけど、この98円パンミックスのおかげで元が取れた感じがして、なんかよかった、よかった。

nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

さごはっちゃん [保存食]

味噌を作るときにいつもついでに作っていた三五八ちゃん。去年はなぜか作りそびれて2年ぶりの仕込みである。ブームの塩麹と似たようなものだが、麹と塩に、水を足すのでなくて、炊いた(あるいは蒸した)お米を入れるところが違う。それにネットで見る限り、塩麹は三五八よりずっと塩分が少なくて、冷蔵庫保存が原則のようであるが、三五八は真夏でも常温においていて腐らない。むしろ熟成して味が深まっていくほど。

以前の三五八ちゃん。

バイブルにしてきた『わが家の保存食手帖1 おいしい漬け物』のレシピに習い、三:五:八は塩:麹:米の容量比で作っていたが、でもある本には、塩:米:麹と麹と米の割合が逆になってたりもする。塩麹などは米がゼロなわけだし、そもそも麹も米も元は同じものなのだから、案外塩さえしっかり入れていれば両者の割合はある程度融通が利くのかなとも思う。もちろん、麹の割合が少ないほど経済的にできるわけだけど。

今回は少し麹の量を増やし、しかも容量比でなく、重量比を考えて作ってみることにした。
できた生麹の1合あたりの重さを量って計算すると、容量の塩3:麹5:米8は、重量にすると18:15:40になると出た。かなり麹は少なめであることがわかる。おおざっぱに考えると1弱:1弱:2かな。で麹の量を増やすとすると、2:3:4くらいかな。
ということで、塩250g:生麹375g:もち米500g ぐらいで作ることにした。

それから本当はもち米を炊く水の量も重要なのだろうが、いつも適当にしてしまう。今回は米の重さと同じ500ccくらい?(やや記憶が曖昧)で炊いてみた。もち米なので炊きあがりは柔らかい。もちもちして混ぜにくいが、70度くらいまで冷めたら、むりやり麹と塩、それから焼酎を少し混ぜ、容器に詰め替えて寝かせる。

sonet1301101.jpg

2日ほどわが家の冷蔵庫のような台所においていたが、固いままであまり変化がない。
居間のエアコンの風があたるところにおいてあげたら、温まって床もゆるまってきた。
でも使えるようになるには、まだまだ時間がかかる。春の陽気を気長に待つのみです。
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

年末年始に味噌仕込み [保存食]

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
数ヶ月間何の音沙汰もなかったりするブログですが、そんな作者の気まぐれにお付き合いくださる方、あるいは気まぐれにお立ち寄りいただいた方、すべての方に感謝したいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


年末と年始に2回、今季の味噌を仕込んだ。

1.年末味噌
最近は塩麹ブームのおかげで、店頭で生麹なども見かけるようになった。これに茹で大豆と塩を混ぜればもう味噌ができる。しかしあくまで塩麹、甘酒用小規格包装なので割高。安くあげようと思えばやっぱり麹から作るに限る。何より麹ちゃん育てるのは楽しいし。
参考:12年前の麹づくりのページ←そんな昔になるかなぁ・・・

朝市で買っておいた小米(1キロ入り100円)で麹を作り、残っていた古い大豆を使って、お財布に優しいエコ味噌を仕込んだ。小米を使うとびっくりする値段で麹が作れる。粒が小さいだけで味は何も変わらないからありがたい。

sonet1301091.jpg

あとややキケンな気もしたが、新しい麹菌を買っていなかったので、ダメ元で3年前に開封したものを使ってみた。2年前のはOKなのは確認していたが、驚くことに今年もちゃんと麹になってくれた。小瓶に入れて常温で放置していたのだが、オリゼー君、かなりの生命力である。せっかくなのでいつまで持つか、来年も試してみようかな。

sonet1301094.jpg

とはいえ若干勢いがなかったような気がしたので、やっぱり新しいのを買っておくことにした。前の↑は胞子が緑で麹も緑色っぽくなる(よりカビっぽい)が、今度は白い「改良長白菌」というのを買った。どの辺が改良なのかはわからないけど、改良されていないのよりは良さそうだ。(メール便で送っていただけるというこちらのお店を利用させていただきました。)

sonet1301093.jpg

緑と白、それぞれ酵素の活性や性質が違うのだろうが、同じように味噌ができるし、素人にはあまり違いがわかりません。イメージ的には緑の方がたんぱく質分解力が強くて味噌や醤油向き、白い方は糖化力が強くて酒向きなのかなという気はする。色もそのために白くしてあるのかなと。


2.正月味噌
大豆も新豆を購入し、新しい菌を使って年明けに第2弾味噌を仕込む。
米は地元の有機米。毎年田植え前に農家の方にお米を予約して作ってもらっているが、農家さんのお蔵に去年のがまだ10kg残っていたことが発覚。慌てて届けてもらって食べているが、なかなか消費できないので一部を麹にすることにした。古米でも水分が少ないのでむしろ新米より都合がいいと思われる。

sonet1301092.jpg

大豆は同じ北海道のトヨマサリを使ったのだが、新豆と古豆ではまるで味が違う。新豆の茹でたのの美味しいこと! ちょっと栗のような濃厚な味わいである。米は古くてもいいが、やっぱり大豆は新しい方がよさそうである。

こちらで買ったのではないのですが・・・




トロントロンの水溶性食物繊維タップリの大豆の煮汁も捨てるに惜しく・・・黒豆きな粉ときび砂糖を混ぜて飲んだりしてみる。あべかわ餅味。

sonet1301095.jpg

ちなみにお正月の黒豆の煮汁の方はホットミルクに入れるとうまうまです。

sonet1301099.jpg

最近はひとりごはんが多く、一人のときは味噌汁を作らないので、味噌の消費量もぐっと減ってしまった。しかも血圧対策で塩分摂取を減らさねばならない状況・・・ちと淋しいけど仕方がない。
食べる量が減るとやっぱり味噌に対する愛情が薄れてくるのか、また去年の夏はあまり自宅にいなかったせいもあって、味噌の顔を見ずに秋までほったらかしにしていたら、産膜酵母が大繁殖していて味ががた落ちしてしまった。仕方なく市販の味噌と混ぜてごまかし消費しているが、日々いまいちな味の味噌汁を飲む度に反省してしまう。その戒め効果は抜群である。

とはいえ仕込んでしまえば味噌の手入れはまったく大変なものではなく、たまに様子を見て天地替えするくらいなもの。ただ、いずれにしても心と時間に余裕があってこそ作れる手前味噌なんだなと思う。美味しい味噌は平和の象徴、サボらずにずっと作り続けていきたいなぁと思う。

sonet1301097.jpg
年末味噌(米1kg、大豆1100gぐらい、塩450g+α)

sonet1301096.jpg
正月味噌(米1kg、大豆1kg、塩450g)

台所の床下収納は現在チルド状態。そこに置いておいてもこれから2ヶ月は何の変化もないだろう。少しでも早く熟成してもらいたいので、味噌壺たちにはしばらくの間、多少なりとも暖房のかかる居間に鎮座してもらうことにした。

sonet1301098.jpg

あと多めに作った麹で、三五八床を作ったけれど、それはまた次の記事に。

以前の味噌づくりの記事はこちら。
nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

柚子とレモン [保存食]

早いものでこの家に引っ越してきてもう5年が経ってしまった。

1年目に植え付けたレモンと花柚子の木も、5回目のお正月を迎えることになる。とはいえいずれも日当たりの悪い庭の隅っこに植えられているため、虫がついたり病気っぽかったり、あまり元気いっぱいとはいえない状態。特にレモンはなかなか実が着かない。今年も期待はしていなかったのが、ふと見ると一個だけ立派な実が成っていた。ちょっとうれしい。

sonet1212292.jpg

対照的に隣に植えた花柚子には今年は実が鈴なり。これだけ成ったのは初めてだ。でも葉っぱが黄色くなっていたりしていて、ちょっと心配。ちょっとがんばりすぎたのではなかろうか。

sonet1212291.jpg

柚子はこれ以上放っておくとスカスカになるので、大部分を収穫して、汁を取る。ピンポン球を微妙に大きくしたくらいの小降りの実で、種も多く、汁の量はそれほど多くない。何十個か搾って500ccくらい汁が出た。貴重、貴重。日持ちを良くするために、塩を混ぜて冷蔵庫に保存する。

皮も捨てるのはもったい。ジャムにすることが多かったが、結構大量にできてしまうし、後で作る八朔や甘夏のマーマレードの方が美味しかったりするので、持てあますことが多かった。なので今年はやめにして、お手軽に砂糖漬けと塩漬けにすることにした。

汁を搾った後の皮を薄皮ごと細切りにしてグラニュー糖をたっぷりまぶし、ビンに詰めて泡盛を少し足す。とりあえず砂糖が溶けたところで、さっそくお茶に入れて飲んでいる。紅茶もいいが、ほうじ茶とか野草茶とか素朴系のお茶が合うようだ。もう少し味が馴染んだら、焼き菓子にも使ってみたい。

sonet1212293.jpg
(左:塩漬け 右:砂糖漬け)

塩漬けの方は料理目的。薄皮を取ったのと、薄皮ごと切ったのと、2種類ためしてみる。たっぷりの塩をまぶし、泡盛と果汁を少しだけ入れた。和え物とか、白菜漬けとかに塩と一緒に漬け込んだら良さげである。

ついでレモンも塩漬けにする。といっても貴重なわが家のレモンは使わず、直売所で買った小ぶりの地レモンを利用。モロッコ料理の本に載っていたのだが、細切りにしてチキンのタジン(といってもわが家ではタジン鍋は使わないが)などに添えて食べるとすごく美味しい。へたのところを残して4つ割りにしたレモンにたっぷりの塩をすり込んでビンに詰め、2ヶ月くらい置く。

sonet1212294.jpg


柚子の話。その気になれば捨てるところのほとんどない柚子であるが、種だけは捨ててしまう。種を焼酎に漬けて化粧水にすると方法もあるようだが、うちでは化粧水は使わないのでこれはやらない。

以前ある料理本で、種を鉢に植えて出てきた芽をハーブのようにして料理に使うというのを読んで、ほほ〜と思い、種をまとめて土に埋めておいたことがあった。春になって忘れたころに貝割れのようにわらわら芽が出てきたのはいいが、実際貝割れのようにむしゃむしゃ食べられるものでもなく、結局そのまま放っておかれて、最後は抜くことになってしまった。でもせっかく芽が出たのに全部抜いてしまうのも気の毒で、何本かだけポットに移植して、かといってこれ以上果樹を植える場所もないし鉢植えで世話をしてあげられる自信もないのでそのままにしていたら、何個かは枯れたけれど、ポットの下に根をのばして未だに生き残っているものもある。劣悪な環境でなかなか大きくはなれないようだが、枯れる気配もない。こうなると処分しように処分できない。さて今後、この実生ゆずちゃんの運命はいかに?

sonet1212295.jpg

あ、ふと見れば梅の木の根元になにやらまた柑橘系の芽が・・・君は何者?
柚子かもしれないが、生ゴミの中に混じっていたとしたら、甘夏とか日向夏とかもありうる。
庭が倍くらいあれば移植して育ててみるんだけどなぁ。

sonet1212296.jpg

いずれにしても、生命力の強い柑橘たちを見習って、来年もたくましく・・・とまではいかなくてもそこそこ元気に暮らしていけたらなぁと思う年の瀬でした。
nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

久々のシュトレン [甘いもの]

Manufactumのシュトレンをちびちび食べている。さすがに美味しい。なくなったら淋しいので自分でも作ることにした。

シュトレンは10年くらい前にせっせと作った年がある。でもその時はいまひとつ満足のいく味にできず、その後はほとんど作らずじまい、このところは無難なフルーツケーキばかり焼いていた。
いま考えたらあの頃のシュトレンは最後に塗る溶かしバターの量が足りなかったのだなと思う。シュトレンのしっとり感の本体は多量に入ったバターだったりするのだ。

そういうわけで今回はバターを多めに使うことにした。
やっぱりみちえさんのレシピを参考に、少しアレンジして。

ちなみにアーモンドは市販のローストアーモンド(無塩)をがりがりミルで挽いて使った。いままでナッツおろしはそれこそManufactumで買ったクラシカルなのを使っていたが、台に固定するタイプで、分解して洗ったりもできず、使いにくい点は否めなかった。ところが先日イケアでハンディータイプを見つけ、とてもお手頃価格だったので買ってしまった。これが使い勝手も悪くなく、洗うのも簡単。プラ製なのですぐ壊れそうな気配はあるが・・・。

sonet1212172.jpg

焼き上がったシュトレンに、これでもかというくらいバターを塗りたくって砂糖をまぶして完成。翌日からちびちび食べ、食感や味の変化を楽しんでいる。やっぱ昔作ってたのよりは良い。

sonet1212171.jpg
(成形がなってません)

さらに分量を微妙に変えてもう一度作り、検討した結果、自分としてはだいたいこのくらいの分量が適当かと思い、記録しておく。(小さいシュトレン2個分)

前種:小麦粉(強力粉と薄力粉半々)105g、牛乳70g、ドライイースト小さじ1
本種:小麦粉100g、バター90g、砂糖40g、塩少々、卵黄1個、ローストアーモンド60g、レーズン+甘夏ピール200g(洋酒込み:前日に漬けておく)、スパイス小さじ2と1/2(シナモン、カルダモン、オールスパイス、コリアンダー、ナツメグ、ジンジャー)、バニラオイル数滴
仕上げ:(ラム酒)、バター70g、グラニュー糖、粉糖
焼成は180度で30分とちょっと。焼きすぎると真っ黒くなる。

試しに焼き上がりにまずラム酒を塗ってからバターを塗るというのもやってみた。悪くはなさそうだが、ちょっと湿りすぎ? もう少し日にちが経たないとわからない。

それにしても日本で買うシュトレンはどうしてあんなに高価なのでしょうか。ドイツでは、高級なダルマイヤーのシュトレンでも12〜3ユーロだった。1500円しない。でも噂によれば、某デパートが輸入して売っているダルマイヤーのシュトレンは5000円(+税)もするのだとか。なして? ・・・たぶん買う人がいるからだろう。やっぱり日本人ってお金持ちだ。

日本のシュトレンを買ったことのない、お金持ちじゃない日本人の私は、やっぱりせっせと手作りするしかないのでありました。
nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。